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格安SIMの低速通信でもマイニングは可能?おすすめのMVNOを解説

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GPUマイニングリグ

マイニングリグを実際に組んだことがある方なら分かっていただけると思いますが、あれいろんな意味で邪魔なんですよね…

まずグラフィックボードがめちゃくちゃ発熱しますし、それを冷ますためにファンを回すとうるさくなります。ゲーミング向けのパーツを使用しているとLEDが光って眩しいですし、電磁波を発することによってWi-Fi機器の通信を阻害するというデメリットもあります。。

なのでマイニングリグはなるべく部屋から隔離しておきたいというのが本音ですが、その際に問題になりやすいのがインターネット回線でしょう。既に固定回線を引いているのであればLANケーブルを敷設して有線で接続するのがベストですが、設置場所やルーターとの距離によっては困難かもしれません。

そこで有力な選択肢となるのが格安SIMです。

格安SIM

ドコモやauなどの大手携帯会社から回線を借りて格安で提供されている通信サービス。提供している事業者をMVNOと呼ぶ。

格安SIMなら初期費用は3,000円程度で済みますし、毎月の料金も1,000円以下でインターネットに接続することが可能です。

別途ルーターとなる端末を用意しないといけませんが、もし中古のスマートフォンを持っていればこれで代用すればOK。このように諸々の費用を抑えられるので、格安SIMはマイニング用途に向いていると言えます。

ただ、マイニングで大量に通信して速度制限を食らわないのか、あるいはそもそも格安SIMの通信速度でもマイニングできるのか、気になりますよね。

結論から言えば、基本的にどの格安SIMでもマイニングすることは可能です。もっと言えばデータ容量を使い切って通信速度が制限された状態、最大200kbpsの低速通信でも普通にマイニングできてしまいます。

しかし一口に格安SIMと言っても、月額料金は500円程度から1,000円以上かかるものまで様々なサービスが存在します。またマイニング自体は基本的にどれでも可能ですが、使い方によってはしっかり考えて選んだほうが良いです。

そこで今回は、筆者が実際にマイニングリグで使用している格安SIMと、その他のおすすめMVNOを紹介します。

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インターネット回線の通信速度は重要ではない

実際にやってみれば分かりますが、マイニングにおいてインターネット回線の通信速度はそれほど重要ではありません。

筆者はmineo(マイネオ)という格安SIMを使用していますが、データ容量節約機能をONにした状態でも問題なくマイニングできています。

データ容量節約機能とはデータ容量、いわゆるギガを消費しないで低速モードで通信する機能です。通信速度は最大200kbpsとかなり遅くなりますが、マイニングのパフォーマンスが落ちることはありません。

このような機能はmineo以外の格安SIMでも提供されていることが多いです。低速モード時の通信速度は事業者によって異なりますが、最大200kbpsであるものがほとんどですね。最大128kbpsや最大300kbps、あるいは最大500kbpsなどのサービスも存在しますがかなり少数派です。

しかし最大200kbpsでも基本的に困りませんし、リモートデスクトップによる遠隔操作などで高速通信を利用したい時は一時的に節約機能をOFFにすれば済む話なので、低速時の通信速度にこだわる必要はありません。

その証拠としてマイニングのデータ通信量に関するスクリーンショットを載せておきます。

マイニングのデータ通信量

マイニングのデータ通信量

これがCPU+GPU×6枚でマイニングしているリグのデータ通信量です。2月初めは誤って節約機能をOFFにしたまま放置してしまいましたが、そのことに気づいた3日以降はずっと最大200kbpsの低速通信でマイニングしました。

1日あたりのデータ通信量が27MB~196MBと大きな波がありますが、通信料が増えている日はTeamViewerによる遠隔操作が原因です。。

したがってこのリグの場合、単純にマイニングのみ行っていれば1日の通信量は数十MB程度で済みます。

格安SIMの月額料金は3GBで900円が標準的ですが、仮にずっと高速状態で通信しても1か月で3GBを使い切ることはまずなさそうです。節約機能を駆使すれば1GB以下でも十分でしょう。

頻繁に遠隔操作したり、クライアントウォレットの同期などを行えば通信量はもっと増えるかもしれません。しかしマイニングに限定して言えば、通信速度は200kbps程度の低速でも問題ないですし、データ容量もそれほど必要ではないですよ。

マイニングにおすすめの格安SIM、MVNO

最後にマイニング用途に向いているおすすめの格安SIMをいくつか紹介しておきます。

基本的にどれでもマイニング可能と書きましたが、多少の向き不向きはあります。またWindows 10 Proでリモートデスクトップや、Wake-on-LANを使用するならグローバルIPアドレスが割り当てられる格安SIMを選ばないといけません。

Wake-on-LAN(WoL)

ネットワークを介してパソコンの電源を遠隔操作でONにする機能。自宅外から利用する場合はグローバルIPアドレスが必要。

Wake-on-LANはマイニングに必須の機能ではありませんが、使える環境が揃っているなら設定しておくと便利です。万が一外出中にパソコンの電源が落ちるようなことがあったとしても、Wake-on-LANでマジックパケットを送信してやれば起動してマイニングを再稼働させられます。

遠隔でなくても、普通に電源を入れたい場合にも便利です。わざわざマザーボード上のピンを短絡、ショートさせなくてもスマホのアプリからボタン1つで起動させることが可能になります。ただし自宅内でWake-on-LANを利用する場合はグローバルIPアドレスは不要です。

おすすめの格安SIMとその理由を簡単にまとめておいたので、どの格安SIMを選べば良いのか分からないという方は参考にしてください。

イオンモバイル タイプ2

もっとも万人におすすめできる格安SIMはイオンモバイルのタイプ2です。

イオンモバイルのタイプ2をおすすめする理由は、

  1. 1GBプランが月額480円で業界最安クラス
  2. グローバルIPアドレスが付与される
  3. 低速状態で大量に通信しても規制されない

この3点です。

まずは月額料金がポイント。最安のデータ1GBプランは月額480円で利用可能ですが、これは格安SIM業界でも最安クラスです。

イオンモバイルもmineoと同じようにアプリで高速通信をOFFにしておけば、データ容量を節約することが可能です。また余ったデータ容量は翌月末まで繰り越されます。

またイオンモバイルではタイプ1とタイプ2の2種類が提供されているのですが、タイプ2ではグローバルIPアドレスが付与されます。つまりタイプ2ならリモートデスクトップで遠隔操作したり、Wake-on-LANで電源を投入することが可能です。

ただし固定IPアドレスではないので、ルーターがインターネットから切断されてしまうと再接続時にIPアドレスが変わり、設定し直さないといけなくなります。これを回避するためには次に紹介するインターリンクLTE SIMのような固定IPサービスを利用するのが手っ取り早いです。

またMVNOによっては低速状態で大量に通信すると、一時的に通信を規制される可能性があります。規制条件は直近3日間で366MBが標準的で、これ以上通信すると使い物にならないくらい低速に制限されることが多いです。イオンモバイルのタイプ1がこれに該当しますが、タイプ2ならどれだけ通信しても大丈夫なので安心してマイニングできます。

以上の理由から、業界最安クラスでグローバルIPアドレスも利用可能、そして最大200kbpsで通信し放題のイオンモバイル タイプ2が1番おすすめです。

インターリンクLTE SIM

固定のグローバルIPアドレスを利用したいならインターリンクLTE SIMがおすすめです。

月額料金は最安のプランでも1,000円、毎月1GBまで高速通信が可能なプランは1,350円とイオンモバイルよりもかなり高めです。

その代わりに固定IPが付与されるので、停電などによりインターネットから切断されたとしても、電力が復帰すればWake-on-LANで電源を投入、マイニングを再稼働させられます。

料金は高めですが、それでも光などの固定回線よりは低コストで導入することが可能ですし、固定IPが欲しいのであればインターリンクLTE SIMがおすすめです。

mineo(マイネオ)

最後は筆者が利用しているmineoです。

まず筆者がイオンモバイルではなくmineoを利用している理由ですが、一応最近まではイオンモバイルも契約していたんですよね。

ただリグが安定して稼働しているので、少なくとも今までは自宅外からWake-on-LANが必要になったことは1度もありません。有線LANで接続していればグローバルIPアドレスがなくても自宅内からWake-on-LANを利用することは可能なので、固定IPは不要だと感じています。

またWindows 10 ProでリモートデスクトップするならやはりグローバルIPアドレスが必要ですが、TeamViewerで代用すれば不要です。TeamViewerの使い勝手は最高…とは言えませんが、マイニング用途ならこれで十分でしょう。

以上の理由からグローバルIPアドレスが不要なので、現在はメインのスマホでも使用しているmineoで運用しています。

mineoは複数回線契約すると月額料金が1回線につき50円割り引かれるというメリットがありますが、それ以上に嬉しいのがパケットシェアですね。

使い切れずに余って翌月に繰り越されたパケット(データ容量)は、他の自分名義の回線や家族回線とシェアすることが可能なので、実質的な追加費用がほとんどないんですよね。追加のデータ容量を3GBを購入したらSIMカードも付いてきた…と考えればむしろ得した気分です。

例えばDプランのシングルタイプ3GBの月額料金は通常900円ですが、2回線目以降は50円割り引かれるので実質850円です。そして節約機能をONで使い続ければ余った3GBはメインのスマホで使えるようになります。

あとAmazonで400円程度で販売されているエントリーパッケージを使用すると、初期費用をかなり抑えられるのも嬉しいですね。

申込時にパッケージ記載のエントリーコードを入力すると事務手数料の3,000円が無料になります。SIMカードの発行手数料として別途400円ほど請求されますが、それでも普通に申し込むよりもかなりお得ですよ。

さらに筆者の紹介用URLから申し込んでいただけると、双方にAmazonギフト券1,000円分がプレゼントされるのでWin-Winだったりします。エントリーコードと併用可能なので、mineoを契約する際はぜひこちらの紹介用URLから申し込んでください。

まとめ

格安SIMでもマイニングは可能です。それも高速な回線なんて必要としません。200kbps程度の低速通信で十分です。

マイニングリグのインターネット接続に困っている方がいれば、格安SIMを検討してみる価値は十分あると思いますよ。特にイオンモバイルのタイプ2がおすすめですが、筆者みたいにスマホと合わせて契約するならmineoもおすすめです。

ちなみに格安SIMで通信するためにはモバイルWi-Fiルーターなどの端末が必要ですが、これについても解説すると文字数が半端なく長くなりそうなので別の機会に譲りますね。。

細かい解説はいらないからさっさとおすすめの機種を教えろ!って方がいらっしゃれば、Aterm MR05LN、あるいは旧型のMR04LNをおすすめしておきます。専用クレードルを使用すれば有線LANで安定した接続が可能です。

使わなくなったスマホを持っているなら、それに格安SIMを挿してUSBテザリングするのも良いでしょう。ただSIMロックがかかっている機種だと格安SIMを使えない恐れがあるので、やや上級者向きの方法になります。こちらについてもまた後日(ry

以上、参考になれば幸いです。

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