マイニングを始めるにあたって、実際にどれくらい掘れて何円くらい儲かるのか知りたいという方は多いと思います。電気代で赤字になるくらいなら現物を購入したほうがマシですから、気になって当然ですよね。。
そこで自分のハッシュレートだとどれくらいの枚数を掘ることができるのか、BitZenyを例にして簡単に目安を調べる方法を解説します。
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目次
マイニングの報酬量や報酬金額を調べる方法
個人レベルのハッシュパワーなら基本的にソロマイニングではなくプールマイニングをすることになりますが、プールによってはそこに登録しているマイナーのハッシュレートと1日あたりの報酬量を公開してくれています。
例えばBitZenyのマイニングプールでも最大のハッシュパワーを抱えているLA Bitzeny Poolでは、メニューの統計(Statistics)→プール(Pool)を開くことで、プールの各種情報をリアルタイムで確認することが可能です。
ここに掲載されているデータはあくまでも推定値なので必ずしも数値通りの量が手に入る保証はありませんが、目安として参考にはなるでしょう。本当は実際にマイニングして確かめるのがベストですが、報酬は常に一定ではないので数時間試しに掘っただけではまったく当てになりませんしね。。
報酬量を簡単に調べたいのであれば、プール情報の右側に表示されているハッシュレート(KH/s)と報酬量(ZNY/Day)から導き出しましょう。特にBitZenyに関しては両者の数字がほぼ完全に正比例しているので、どのRankのデータを用いてもほぼ同じ結果が得られるはずです。
もしハッシュレートが1.5 khash/sなら、Rank6のユーザーが150 khash/sで248.451 ZNY/Dayとなっているので報酬はその1/100、1日あたり約2.5枚のBitZenyを掘ることが期待できる、となりますね。
もっとも、プールに登録して実際にマイニングを始めると1番下に自分のデータが表示されるようになるので、その推定値を参考にするほうが楽です。もし既に他のプールに登録していて新たにアカウントを作るのが面倒なら、このように他のユーザーのデータを参考にさせてもらうと良いでしょう。プール情報を確認するだけならアカウント作成や登録は不要です。
なお筆者が所有しているCore i5-4570Sは最大2.5 khash/sくらいのハッシュレートを叩き出しますが、実際に1日あたり約4枚掘れているのでこのデータとほぼ一致しています。通貨によっては実際の数値とかなり乖離しているものもありますが、BitZenyに関しては信用しても大丈夫そうです。
ただしプールが異なるとハッシュレートが同じでも報酬量は変わってくる可能性があるということは頭に入れておきましょう。
1ZNYは何円?
上記のウィジェットに1枚のBitZeny、つまり1ZNYが日本円でいくらなのかが表示されているはずです。もし取引所別の細かい数字を知りたいのであればウィジェットのリンク先で確認してください。
記事公開時点では約12JPY、12円とかなり下落しています。先日の大暴落までは35円あたりを推移していたのですが…現在のレートだとマイニングしても電気代で赤字になる方が多そうですね。。
例えば先ほど挙げたCore i5-4570Sはマイニングで約32Wの電力を消費します。電気単価を高めに見積もって30円/kwとすると、24時間マイニングした時の電気代は0.032×30×24=約32円です。これなら1日4枚も掘れていれば十分黒字のように見えますが、実際にはCPU以外のシステムを動かすためにも電力を消費しているので、同時にGPUでもマイニングしなければ採算が合わないでしょう。
しかし以前は約3倍の値を付けていたわけですし、BitZenyはそれなりにポテンシャルを秘めている仮想通貨だと思っています。なので筆者はコツコツとマイニングして、いつか暴騰する日のために貯めておく所存です。。
以上、マイニングでどれくらいのBitZenyが手に入るのか、どれくらい稼げるのか知りたいという方は参考にしてみてください。